ニートが面接でよく聞かれること~13つの質問と対処法

ニートにとって面接は、大きな試練だ。「ニート期間に何をやっていたのか?」「なぜ働かなかったのか?」なんて質問は、間違いなくされるだろう。
そんな「関門」を突破し、見事に正社員を勝ち取るにはどうすればいいのか?
それは、面接で聞かれそうなことをあらかじめ準備しておくこと。
ここでは、実際に就職を決めたばかりの元35歳ニートの私が、よく聞かれる13つをリストアップした。
目次
ニートが面接よく聞かれること
下が、ニートが面接でよく聞かれる事項だ。
- 学歴・職歴
- 資格
- 志望動機
- 長所・短所
- 成功体験
- 入社時期
- 転勤の可否
- 希望条件
では順番に解説していこう。
職歴
職歴は、どの面接でも絶対聞かれる事項だ。特にニートの場合、ニート期間について強く突っ込まれることを覚悟しておくべきだ。
ニート期間に何をしていたか?
ニートが一番警戒しなければならない質問が、「ニート期間(空白期間)に何をしていたか」だ。またニートでなくても、過去の職歴で長いブランクがあると確実に突かれるから、返答を準備しておくこと
ニートになった理由
ニート期間とセットで、「そもそもなぜニートになったのか」という質問も想定される。その場合は、開き直って正直に答えたほうがいい。
嘘をつくと必ず矛盾が生じるし、そこを突かれたらゲームオーバー。そもそもいくら取り繕ったところで、ニートになった事実に変わりようがなく、単なる言い訳にしか受け取ってもらえないだろう。
「ニートになる前の会社で嫌な思いをしたので、働く気力がなくなった」「就職失敗しやる気を失った」等、事実を淡々と述べるのが無難だ。
ただし、ニートになった自分の落ち度をを素直に反省すること。これからは、親に迷惑をかけないよう懸命に仕事に取り組む姿勢をアピールすることが大切だ。
リスクを負ってまでごまかすのではなく、正直に話すのが得策だ。
就職を決意した理由
正社員経験がなかったり、直前の会社を辞めてから現在までのブランクが長い場合、就職をしようと思った理由も聞かれるかもしれない。
この場合も、素直に自分の思いを語ることが大切。
「生活の安定のため」「親に迷惑をかけられない」「将来不安になった」など。
とにかくストレートに打ち明けよう。
(前職の)退職理由
もしアルバイトでも経験がある場合、退職理由は必ず問われる。退職理由は、正直に言うほうが無難だ。
なぜかと言うと、退職後に別の会社で働いた経験がある場合、その入社理由もセットで聞かれるから。下手にごまかそうとすれば、次の職場の入社理由と矛盾が生じる可能性があるので要注意だ。
(前職の)入社理由
退職理由とセットで問われるのが入社理由だ。大事なのは、退職理由と矛盾のない回答をすること。
矛盾があると、確実に突っ込まれるからだ。
例えば、夜勤がきつくてやめたのに、また夜勤の仕事についていたら当然突っ込まれる。もし事実だとしたら、必ず切り返しを考える必要がある。「体力がついたので夜勤でもいけると思った。」「どこも受からず夜勤の仕事に就くしかななかった」等、相手に納得してもらえる回答を用意しておくこと。
正直に答えるか、うまくごまかすかも含め、入社理由と退職理由はセットで準備しよう。
資格
資格に関しては、正直にYes、Noで答えればOKだ。
資格の有無
何らかの資格を持っていたらアピールしよう。ただし、面接を受ける企業の仕事内容と関連する資格でなければ、あまり意味がない。
自動車免許の有無
最寄りに駅や・バス停がない職場の場合、車通勤の確認で聞かれることがある。
志望動機
志望動機は、基本的に職種に関して説明すれば問題ない。まれに「なぜうちの会社か」問われることがあるので、念のため会社のことも調べておこう。
職種の志望動機
職種への興味を語ること。
単に「楽そうだから」という理由で応募した場合は、ネットなどで仕事の魅力を調べ、自分の言葉で説明できるように練習しておこう。
会社の志望動機
会社のホームページで、事業内容や創業から現在までの社史を調べ、魅力を見つけること。
また、転職エージェントから紹介を受けた場合は、「紹介されたから」でOK。
↓私の回答例:志望動機↓
長所・短所
長所・短所もよく尋ねられる。小さいころから振り返って、自分の強み・弱みを具体的なエピソードと一緒に言えるようにしよう。
長所
先生・親・上司・友人から褒められたことを思い起こすのが一番の近道。記憶にない場合は、親に教えてもらう、親に「私ことで先生から褒められたことはないか」聞いてみるといい。必ず発見があるはずだ。
ちなみに私は最近、幼稚園の先生から「やさしい」と褒められたことを親から教えられた。
自分の潜在的な長所を知ることは、面接だけでなく、今後の長い人生においても必ず役立つはずだ。
短所
短所も同様、自分の過去を振り返って見つけること。
学校や職場で苦労したこと、親や先生、上司から指摘された欠点を思い出してみよう。
また、「短所を克服するためにどんな努力をしているか」聞かれることもあるので、準備しておこう。ちなみに「何もしない」と答えるのも一つの手だ。その代わり「長所を伸ばす」ことに重点を置いていると言えばよい。最終的に相手が納得すればいいのだから。
↓私の回答例:長所・短所↓
成功体験
企業によっては、成功体験を聞いてくる。困難を乗り越え達成したこと、という聞き方をされることもある。
どんな些細なことでもいいので、思いつく限り紙に書き出してみよう。その中から、打ち破るのに最大のエネルギーを要した障壁を選ぶこと。自然とインパクトが大きくなる。
ちなみに私であれば、こう答える(今回の面接では聞かれなかった)
「胃カメラ」
胃の調子が悪く、近くの医者に行くと胃カメラを勧められた。しかし、「苦しそう」という理由で避けてしまった。
それから10年以上、胃の違和感に苦しめられ、そのたびに「何か悪いものがあるのではないか」と不安で「胃カメラ」が脳裏をかすめるものの、なかなか一歩を踏み出せない。
大きな転機は30歳のとき。たまたま受けた人間ドッグでピロリ菌が発見され、ようやく覚悟を決める。
果たして、胃カメラは無事に終わり思ったより大したことなかった(鼻からやってというのもあるだろう)。ガンは見つからず、ピロリ菌も無事除菌された。
十年来の悩みが解消され、ピロリ菌がいなくなったことで、胃がん発生確率を大幅に減らせたことを思えば、人生において最も大きな成功体験だった。
入社時期
入社時期を聞かれたら、「すぐにでも働けます」と言うべきだ。
「すぐ働きたい」は、やる気の表れだからだ。仮に勤務開始希望日を一カ月先にしようものなら、「今は働く気がない」と思われるだろう。すると「何だコイツ、やる気ないのに面接を受けに来たのか」、「一か月後に働ける保証はない」とみなされてしまう危険がある。
また、人手が足りず一刻も早く人が欲しい企業では、「すぐ働ける」と言っただけで採用が決まることさえもある。
もしすぐに働けないのであれば、働けるようになってから就活を始めるのが無難だ。ただし、その分ブランクが長くなることは頭に入れておこう。
転勤の可否
勤務開始日と同様、転勤可否も選考に直結する重要事項だ。
正社員である限り、転勤は当たり前。転勤が嫌なら、「バイトでいいじゃん」と思われるのがオチだ。
正社員になりたいのであれば、転勤は拒めない。
希望条件
工場などへ派遣される場合、派遣先の希望条件を尋ねられる。できるだけ「こだわらない」に越したことないが、どうしても譲れない条件があるなら伝えておこう。
ある程度希望を言っても通ることが多いので、あまり気にする必要はない。私の場合だが、「日勤希望」「寮費無料」という条件で紹介を受けられた。
想定外の質問をされたら?
ニートが準備しておくべき質問は、以上ですべてだ。ただし、これで全企業をカバーできるわけではないことにご注意を。
さすがに最近はほぼ消滅したが、「自分を動物に例えると?」など突飛なことを聞いてくる会社もある。
万が一、こういった想定外の質問をされた場合は、素直に「わかりません」と答えるのが無難だ。たとえそれが原因で落とされたとしても、「そんな会社は自分に合わない」と開き直ればいい。
安心してよい。ここで述べた質問の対策をきっちり行えば、どこか必ず受かるのだから。
まとめ
最後に、ここで紹介した13の質問をまとめる。
- ニート期間にしていたこと
- ニートになった理由
- 就職を決意した理由
- (前職の)退職理由
- (前職の)入社理由
- 資格はあるか?
- 自動車免許はあるか?
- 志望動機(職種・会社)
- 長所と短所
- 成功体験
- 入社時期
- 転勤の可否
- 希望条件
上記質問への対応をしっかり準備し、自信をもって本番に臨もう。