ニートが面接で説教を食らったときの心構えと応対

ニートであれば、面接中にお説教を受けるかもしれない。特に中小企業の社長によくありがちだ。
「社会は厳しいぞ」「親に迷惑をかけちゃダメだぞ」、なんてことを延々と聞かされる羽目になるかもしれない。「そんなのわかってるよ、うるさいな!」と言いたくなるのを必死に抑えながら。
ただ、これから何社も面接を受けるのだから、そんな説教にいちいちイラついているようではやっていられない。
そんなわけで、ニートが説教を食らったときの上手な受け流し方と心構えを提案しよう。
基本:お説教はありがたく頂戴しよう!
わかっていることをいちいち説教されるのは理不尽だが、こんなことでイラついているようでは負けだ。
ここは、ポジティブに「私のことを気にかけてくれているんだ」と考え、ありがたく頂戴しよう。
そもそも面接中に説教するなんて、時間とエネルギーの無駄。初めから採用する気がなければ、面接なんて流れ作業で終わらせ、とっとと帰らせてしまうほうが効率的である。
にもかかわらず、わざわざ君のことを思って説教してくれるなんて、大変ありがたいではないか。特に「社長」であればなおさら。
どんな形であれ、人を雇うくらい大きな企業の社長に上り詰めるのは、並大抵の道のりでないのだから。
「成功者の説法を聞ける=人生の成功哲学をタダで学べる」貴重な機会を無駄に過ごしてはいけない。
お説教をありがたく受け取ることは、イラつくこともないので(自分の)心の安定につながるし、相手にも喜んでもらえるので、一石二鳥である。
お説教の上手な「聞き方」
面接で説教されたときの大切な心構えは、「聞き上手」になることである。この章では、お説教の上手な聞き方を具体例とともに解説する。
傾聴
傾聴とは、単純に相手の話を真剣に聞くこと。
意見の相違があっても否定せず、すべてを受け入れよう。「こんな考えもあるんだ」と思えばいい。
自分も勉強になるし、聞く姿勢が相手にも伝わるので、相手からの印象もよくなるはずだ。
共感
ただ黙って聞いているだけでは、相手も「自分の話を理解してくれているのか」不安になる。そうではなく、しっかりと相槌を打つようにしよう。
なるほどと思ったら「そうですね」、新たな気づきがあれば「そうなんですか~」、よく理解できたら「はい、わかりました」と言った具合だ。
また、相手が話をしているときは、一定のタイミングで「はい」と返事をすること。
短い言葉で反応を示せば、相手も気持ちよく話ができるはずだ。
感謝
最後は、感謝の言葉を伝えることも大切。「ありがとうございます」「勉強になりました」とお礼を言ってあげることだ。
感謝の言葉を伝えることで、相手に礼儀正しさが伝わり、君のことも見直すかもしれない。ニートでダメな奴だと思っていたのが、「案外見込みのあるやつじゃないか」というふうに。
まとめ:ニートが面接で説教されたら
最後に、重要ポイントをおさらいしよう。
- お説教はありがたく受け取る
- 上手に聞く
ー 傾聴
ー 共感
ー 感謝
だ。
うざい説教も真剣に聞いてあげれば、相手から受ける印象も変わり、採用につながる可能性もゼロではない。
例えダメでも、気持ちよく面接を終わらせることができるし、余計なストレスを受けずに次のステップに進めるはずだ。